【Vol.07】~面接でよくきく【学生時代に最も力を入れたことは何ですか?】について~

こんにちは。マクロミルの山口です。

本日は、どこの会社でも必ず聞くんじゃないかという質問、
「学生時代にもっとも力を入れたことは何ですか?」
という質問の意図について、基本的な意図と本質的に大事なことについて、取り上げたいと思います。

 

①基本的な意図

これはズバリ、「どんな要素を持ったコトに熱中するタイプなのか?」を把握するためです。
例えば、小学校から大学までずっとサッカーを続けてきた人がいるとします。
10人いれば、10人とも熱中することができた【理由】は異なりますよね。

自分のプレーが日に日に上達すること、チームプレーで勝利に向かうこと、現時点では届かない目標に努力して向かうこと、自分が得点をとって目立つこと、、、

もちろんそれぞれ違う人間なので、同じ事実(この場合、サッカーをがんばってきた)であったとしても、当たり前のようにモチベーションの源泉も異なるはずです。

まずは、どんなことにモチベーションを感じるタイプなのかを知りたいというのが基本的な意図になります。

 

②本質的に大事なこと

上に記載したことも踏まえ、面接官が学生さんのこれまでの経験から見ていることの一つとして、
「その能力や価値観が社会に出た際に再現性があるかどうか」
です。

 

「よくお聞きになると思いますが、、、」や「あまり大した経験はしてないのですが、、、」といったことをよく聞きます。

ぶっちゃけ、経験の大小はどうでもいいと思ってたりもします。
学生時代に起業しました!などの話を聞くと、スゲーと思う人も多いのではと思いますが、それ自体にあまり価値はなく、なぜ起業したのか?どんな想いを持っていたのか?どんなつらいことがあって、それをどう乗り越えたのか?・・・
ここに自分なりの考えや想い、工夫があることが大事なのです。

 

まとめますが、まずは自分に自信を持ってください!周りと意味もなく比較しないでください。

これまた当たり前のことなのですが、みなさんが今までがんばってきたことを否定できるほど、面接官は偉くはないのです。

ありのままをさらけ出して、それでも採用してくれる素晴らしい会社に出会えることを祈ってます!