【Vol.08】面接でよくきく質問~「志望動機」の本当の意図とは?!

みなさんこんばんは!人事の神谷です。

 

急に寒くなってきましたが、体調などは崩されていませんか。

これから就職活動が本格化していくと思いますので、くれぐれもお気を付けください!

 

さて、本日は面接でよく聞かれる質問の一つ「志望理由」の意図について取り上げたいと思います。

 

・なぜこの業界を志望したのですか?

・数ある企業がある中で、なぜ弊社を選んでいるのですか?

 

選考ステップの終盤になるにつれて必ずといっていい程聞かれる質問です。

ただこの質問は、「あなたにはどんな夢やビジョンがありますか」という質問と同じ意味を持っています。

「こう答えればいい」という正解がある訳ではなく、思考プロセスにおける“論理性”を見ています。

そのためにはまずは、「自分はなぜ、何のために働くのか?」という問に対し

意気揚々と自分の言葉で語れるまで考えて考えて考え抜くことが大事です。

「どこが自分に合っているのか、自分に向いているのか」という視点は必要ありません。現在のしかも自分だけの視点で方向性を決め付けてしまうのは、選択肢を狭めてしまうことに繋がります。

と、いうことでこの回では『志望理由の考え方=夢やビジョンの考え方』についてお伝えできればと思います。具体的な考え方については下記のとおりです。

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①自分は将来こんなことを成し遂げたい!

 こんな生き方をしたい!

 こんな人間になりたい! と思う理想を想像する。

※なぜそう思うのかも併せて整理をする。

②そのためにどんなスキル・能力をつけたらいいのかを考える。

※たくさんあるようであれば要素をまとめたり、優先順位をつける。

※「いつまでに」という時間軸でも考える。

③そういったスキル・能力が身につく環境はどういった環境かを考える。

※どういう手段(事業内容や仕事内容)でどういう人たち(社内外含め)と仕事をしていくか、や社風、働く環境など様々な切り口で考える。

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ここまで考えた上で、

 

「~といった経験から、御社のような■■事業を通して▲▲な社会を実現したいと思いました。」

「○○というスキルを身につけるために、御社の●●な環境や社風が自身に必要だと感じました。」

と業界や企業に結びつけて話が出来れば、

 

「なるほど、だからこの業界なんだな、その中でもうちの会社なんだな」

 

と相手を納得させることができると思いますし、更に突っ込んだ質問が来たとしても

「それは~だからです」と答えられると思います。

 

その結果として、「その理想をうちなら実現できるよ」と名乗りを挙げた会社から「内定」という返事が返ってくることや社会人になった後、「理想の自分に近づいているな」と実感する日々を送ることに繋がると思います。

 

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

次回は倉島による「面接でよく聞かれる質問シリーズ」となります^^

お楽しみに~★